本の紹介

【書評】20歳の自分に受けさせたい文章講義

本

「文章力が確実に向上する本がある!」としたら読んでみたくなりますよね。

この記事をごらんになって頂いた方は、次のような悩みを抱えていませんか。

  • 私には文章の才能がない
  • 説得力のある文章が書けない
  • 文章を書いても、なんだか筋が通らない

こんな悩みを解決してくれる本の中身を簡単にご紹介します。

私がこの本を読んだ理由

文章が苦手だから

私は文章が苦手でした。いまも苦手です。だから、文章の書き方を学ぶために色々な本を読みました。

本を探す中で、多くのサイトで高い評価を得ていたのが本書『20歳の自分に受けさせたい文章講義』。

値段も手頃だから、勢いで購入しました。

そのときの自分を褒めてやりたいです。

実用性があると思ったから。

じっさいに読んでみて実用性は◎。私は、素晴らしい文章とは才能のある人だけが書けるものだと思っていました。しかし、この本を読めば、文章の型を知ることができます

もちろん、それを自分のものにするまでには時間がかかります。けれども、努力すれば文章力は向上すると確信させてくれる一冊でした。

私はことあるたびに読み返しています。

著者の紹介

略歴

著者はフリーランスライターの古賀史健さん。出版社勤務ののちにフリーライターに転身されたそうです。素晴らしいバイタリティですね。

ビジネス書や教養書を中心に、現在まで約80冊を担当されています。プロ中のプロということでしょう。

編集者からは「踊るような文章を書くライター」だと評されることが多いとか。そう言われるライターに私もなってみたいですね。

他の著書の紹介

多くの本を手がける古賀さんですが、特に有名なものは『ドラゴン桜公式副読本 16歳の教科書』

こどもに読ませてあげたい一冊です。

構成と読みやすさ

本の構成

プロのライターだけに、本の構成は見事としかいいようがありません。ここでは、目次の大項目だけ引用させていただき、ご紹介します。

はじめに  「話せるのに書けない!」のはなぜか?
ガイダンス  その気持ちを「翻訳」しよう
第1講    文章は「リズム」で決まる
第2講    構成は「眼」で考える
第3講    読者の「椅子」にすわる
第4講    原稿に「ハサミ」をいれる
(『20歳の自分に受けさせたい文章講義』目次より引用)

さすがプロ。この各講のタイトルだけで、どんな内容なのか気になり、わくわくさせてくれます。タイトルの付け方もさすがですね。リズムがよいタイトルになっています。

読みやすさ

本書は276ページの文庫本です。

非常に読みやすく、わかりやすい文章で書かれていました。具体的には、

「眼」で見たときに圧迫感がない ⇒ 句点や改行、空白を上手く利用している。
「リズム」が心地よい ⇒非常に筋が通った論理展開で、途中で詰まることがない。

さすがに文章術の本だけに、分かりやすく書かれていました。上述した「眼」や「リズム」に関して具体的なことが本書に記されています。

お勧めの理由

この本は、文才がない、とあきらめている人にこそ読んでもらいたい一冊です。というのも、古賀さんはこの本書の中で次のように言い切っています。

いい文章を書くのに文才などまったく必要ない。必要なのは“翻訳”の意識と技術だけだ。
(『20歳の自分に受けさせたい文章講義』P269より引用)

“翻訳”というのは、「頭の中の言葉にしたい思い」を、「相手にわかる文章」に変えるということです。詳しくは本書を見てください。

この翻訳姿勢を身につけるだけでも文章力は格段に向上するでしょう。

この本の最も大切な3点。

  • 筆者は、読者の「書く力」と「書く意欲」を少しでも刺激するためにこの文章を書いた。
  • プロのライターの文章技術、文章への熱い想いがあますことなく書かれている。
  • 文章は文才ではなく、技術だ。

6.まとめ
この本は、次のような方の悩みを解決してくれます。

  • 私には文章の才能がない
  • 説得力のある文章が書けない
  • 文章を書いても、なんだか筋が通らない

これらの悩みに対してこの本は

  • 文章に文才は必要ない
  • 説得力は、「主張・理由・根拠」で持たせる
  • 筋を通すには接続詞を意識しろ

と、具体的な対策を教えてくれます。

非常におすすめの一冊です。

おしまい!

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